兄弟 松本 貢四郎 近況報告

皆様お元気でお過ごしでしょうか。日ごろのご支援や励ましに対して御礼申し上げます。今年も皆様に暮れのご挨拶と報告をお届けできますことを大変に嬉しく思っております。

今年は、大きな出来事では、夏期休暇中に長年の希望であったセンターの改築工事を行いおかげさまで7月の下旬に無事完了いたしましたことを報告いたします。 この工事により、障害児にとって障害となっていた廊下や敷居の段差が取り除かれ、足の不自由な児童や車椅子などが自由に動き回れるようになりました。

工事を終えて、障害児のセンターでありながら、この16年間施設としての基本的な建物環境がなされていなかったことを深く反省いたしました。 皆様からの貴重なご支援をいただき、当センターの改築工事ができまましたことを心から御礼申しあげます。また、新装後の8月16日には第18回目の創立記念日と、新装センターの祝別式をも行いました。現在、新しくなったセンターで子供たちがはしゃぎ回っています。

11月から、今年のクリスマス会の準備を始まりました。少しばかり早いようですが、クリスマス会当日には練習したことがすんなりとできるようになるためには11月から練習を始めなければならないからです。幸いに、当センターの子供たちにはユニークなキャラクターを持った子が多いので当日を楽しみにしています。

それでは皆様のご健康と良いクリスマスを迎えられますようカラチからお祈り申し上げております。

2008年度、海外宣教委員会はパキスタンのフランシスコ会の障害者施設「ラハト・ガ」(安らぎの園の意味)でトレーニングとケアを受ける子供たちの多くが、貧困家庭のため月謝を払うことができないのと、日本のような福祉制度のなく補助もないため、月謝を納めることのできない子供のための奨学金プロジェクトを立ち上げました。海外宣教委員会では、15名分の奨学金を募ることを決め、パンフレットなどで支援を呼び掛け、15人分の225,000円が集まり、施設の改築の費用とともにパキスタンに送金することができました。この紙面をお借りして御礼申し上げます。
(海外宣教委員会)