新しいクララ会修道院がドゥラードス市に!

平和と善!

少し遅れましたが、うれしいニュースをお伝えいたします。 

修道院外観8月9日(日曜日)。ブラ ジルでは21番目となる観想クララ会の祝別式が地元司教Dom Redovino Rizzardo cs(5年前に六本木で日本語を勉強していたニュネス・リベイロ神父の同級生)の司式で荘厳に執り行われました。 サン・パウロ管区のホームページによりますと、ブラジルの観想クララ会としては21番目の修道院で、ブラジルではこの一年間で、5つの新しい観想クララ会が開かれたそうです。

新規開院した他の4つの修道院には各々7名ずつのクラリッサス(Clarissas)が配属されていますが、ここドゥラードスの修院には6名がパイオニアとして派遣されました。そのうちの一人は以前私が働いたことのあるイタポラン市出身者です。ブラジ最初の6名の姉妹達ル全土では現在282名のクラリッサスがいるのだそうです。

また、この祝別式で司教から発表されたニュースでは、ここドゥラ ードス市周辺からすでに6名の志願者が入会を希望しているとのこと、うちの一人は私の受け持ち地区のカテキスタです。うれしい限りです。神に感謝! 聖クララのご保護がこの修道院にありますように!
 

十字架の祝別なお、この修道院は、司教の希望で始められ、日本のマンフレッド神父さんの同級生、Frei Bernardo (ベルナールド)が奔走して、地元の信者たちの協力と、ドイツの教会や管区、信者たちの援助を受けて、3年がかりで完成しました。

祝別式当日は、朝から町全体が深い霧に包まれ、私が家を出たときには、小雨が激しく振っていましたが、式場に到着した時には激しい風が吹き荒れ、すべての霧と雲がきれいに掃き清められ、式の間中はすがすがしい風が吹き、テントの外で式に参列した人たちも心地よく祈れたようです。

6名のクラリッサスの名前が一人ずつ呼ばれ、教皇禁域(Clausura Papal)に入った ころには、うっすらとした雲がかかり始め、午後には雨が降り始めました。あたかも 聖クララがこの式典を祝福していたかのような天気の一日でした。 チャペル内祭壇

2009年8月19日
ドゥラードス市にて
Frei Tito 小川 ofm