パキスタンからの便り

師走を迎え、皆さまお元気にてお過ごしでしょうか。

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フランシスカンセンター「ラハト ガ」の子供たちは霜月の空の下で元気に飛び回っています。

毎年この11月になると、センターの子供たちと職員全員が、12月に行われる「発表会」に向けての歌や踊り、寸劇の練習に取りかかります。当センターでは、式の開会の祈り、来賓者への歓迎の歌などすべて音楽に合わせての振り付けパフォーマンスが入ります。

clip_image005さらに、子どたちによる寸劇とダンス、フィナーレの「アレルヤコーラス」など盛り沢山の出し物です。

毎日同じような練習ばかりですが、子供たちも職員も飽きることなく練習に励んでいます。パキスタン人は根っから音楽が大変すきな国民です。

今月に入り、3人の新入所児を迎えました。彼らにとっては初めての「発表会」です。そして、それは又、人前での初めての「自己発表」の日になるはずです。

clip_image009障害を持って生まれたことで日蔭の生活を強いられ、人々の前での「自己主張」の場が与えられなかった彼らが挑戦する初めての「自分を見てもらう」機会になるはずです。 「ガンバレ、君の素晴らしさを輝かせ」と応援しています。

それでは皆様、良い降誕祭の準備ができますようにお祈り致しております。

パキスタン・カラチにて 松本貢四郎